【2019年GW】神戸 – 香川、フェリーの旅

観光・交通
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どうも、河白です。

今年のGWは10連休!
もともと間に出勤日がありましたが、有給を使って連休にしました。

いつもはバスで帰省しているところ、せっかくなので久しぶりにフェリーで帰省します。

さて、やってきました。兵庫の三宮駅です。大阪から香川行きのフェリーは出ていないので結構不便ですが、大阪から兵庫までの電車移動は嫌いじゃないので苦ではありません。あえて普通電車で移動しました。

昔兵庫に住んでいて、三宮は特に思い入れのある街です。きれいだし、自然もあるし、そこそこ都会だし、人の多さもちょうどいいです。大阪とは真逆です。大阪はマジで汚いのでどうにかしてほしいです。

三宮駅を出てフラワー通りをひたすら真っ直ぐ歩くとフェリー乗り場に着きます。三宮駅からフェリー乗り場までいは意外と距離がありますので、歩くのしんどい人は素直にバスに乗りましょう。ぼくは久しぶりにこの辺りの景色見たかったのと、でかい荷物抱えてたんで歩きました。肩がゴリゴリに痛かったです。

神戸市役所。めちゃでかい。でかくてきれい。周りに高いビルがないのでかなり目立ってます。

市役所をすぎると本格的なフラワー通りになっています。「フラワー通り」の名の通り道端に花がたくさん植えられていて、本当にきれいな通りです。住んでた頃が懐かしい・・・また兵庫に住みたいですね。

しばらくく歩くと公園があります。モニュメント(?)が脇に並んでいて、芸術を尊重している感があります。やけに警備員多いなぁと思っていたらこの公園で何やら祭り的なことをやってました。普段はランニングしている人やベンチで本を読んでいる人とか犬の散歩している人しかいません。平和です。

公園から歩道橋を渡ると神戸税関があります。レンガ壁の古い建物で、兵庫県と中国地方、四国地方を管轄しているらしいです。入場料無料で、ブランド品の本物と偽物の見本、税関の業務・神戸税関の歴史を紹介しているらしい。機会があれば行ってみたいです。

税関の向かいにはKIITO(キイト)こと神戸クリエイティブセンターがあります。デザイン関係の建物です。もともとは生糸検査所だったので「KIITO」という名前になりました。中ではデザイン関係のワークを開いていたり、当時使われていた機械を見ることができます。一度行ったことがありますが、なかなか面白かったですよ。

KIITOを抜けると各有名財閥の倉庫が並んでます。写真に見えるは三菱倉庫、他にも三井倉庫、住友倉庫があります。輸出入が激しいのでここらへんは倉庫がたくさんあります。それに因んでトラックの行き来が激しいです。普通に危ないので横断歩道では特に気をつけるべし。

三菱倉庫を抜けると神戸三宮フェリーターミナルに着きます。ここから香川県と宮崎県行きのフェリーが出港します。

写真の左に見えるのが香川行きフェリーの「ジャンボフェリー」・・・

ではなく、「こうべエキスプレス」でした。神戸から宮崎をつなぐフェリーです。ジャンボフェリーとは名ばかりで、実はここまではでかくありません。

こっちがジャンボフェリー。横からしか撮れなくてイマイチ大きさが伝わりませんが、こうべエキスプレスと比べると一回りほど小さいです。

ちなみに、神戸三宮フェリーターミナルからはポートタワーを望むことができます。三宮の海近くの施設は本当にオシャレで、冬は特にきれいです。クリスマスに男3人でポートタワー近くにある神戸ハーバーランドへ遊びに行ったのはいい思い出です。

ということで、いざ出港!

空と海の間に見えるのは明石大橋です。下をくぐるときアナウンスで「今がシャッターチャンスだよ!行け!」と言わんばかりにお知らせしてくれます。いつもなら屋上が開放されていて、芝生の上に寝転びながら橋の通過を見ることができるのですが、今日は生憎、強風の影響で登ることができませんでした。残念。

屋上には謎のモニュメントがあります。ヤノベケンジ作の「ジャンボ・トラやん」という作品で、瀬戸内国際芸術祭の一環として作られたらしいです。この見た目で結構でかいので気持ち悪いです。夢に出てきます。

ちなみに瀬戸内国際芸術祭とは、一年を通して瀬戸内海の島々で行われる現代美術の国際芸術祭です。神戸から香川の間に小豆島(香川県)にも着港するので芸術祭目的のお客さんもこのフェリーを利用してます。

ジャンボフェリーの中ではうどんを食べることができます。ぼくがいつも食べるのは「オリーブうどん」です。

食べログ

かけうどんに、小豆島で栽培しているオリーブを入れただけの一品。味はよくも悪くも普通です。「連絡船のうどんは不味い」が定説だった時代もあったのでだいぶ進歩したんじゃないかなと思います。乗った際は、ぜひ食べてみてください。

小豆島に着きました。

香川県出身ながら実は小豆島へは行ったことがありません。芸術祭やらサイクリングやらで有名になったのは地元を離れてからでしたからね。ここで8割位ごっそり客が減ったので、大半は芸術祭目的なんだと思います。

乗船から4時間ほどでようやく香川に到着です。写真右に写っている山は、香川県を代表する山の一つ「屋島」です。上が真っ平らになっているので「屋島」です。小豆島から香川県まではあっという間でした。


地元に帰ると年々外国人が増えているなぁと感じます。芸術祭だったり、お遍路参りだったり、じわじわと広まっているのだと思います。数年前は海近くの商業施設群でもマジで人が一人いなくて、商店街は閑散とし、TVでは葬儀屋のCMばかり流れている時期があって辟易としていました。その頃に比べるとだいぶ雰囲気が明るくなって嬉しいです。

以上、河白でした。

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