最近、末端が冷えるようになってきたのでオイル式カイロを購入してみました。
調べてみると、Zippoの「ハンドウォーマー」と「ハクキンカイロ」がメジャーらしいので両方買って比較することに。よくよく考えると2個もいらないかもしれません。
オイル式カイロって何?
その名の通り、オイルであったかくなるカイロです。
火を炊いているのではなく、プラチナと気化したオイルの触媒反応であったかくなるそうです。
使い方は簡単で、オイルを入れて火口を火で炙って終わり。
カイロより暖かく長持ちするしゴミも全然出ないしいいことずくめ。
見た目もレトロチックでおされです。
外観や付属品
zippo ハンドウォーマー

本体と専用のオイル入れ、ケースです。
デカデカとzippoのロゴがあるだけで装飾は地味っちゃ地味。
ケースは布のベロアっぽい感じで、紐で口を縛るタイプです。
本体の上蓋が外しやすい印象ですが、使い込んでいくうちにガバガバにならないか若干心配です。
一回の給油で満タン、12時間持ちます。
使用2回目から一回の給油でかなり溢れてくるようになりました…。
単に個体差でハズレ引いたのかなと思います。残念。
zippoと言えばUSAですが、これは台湾製らしいです。
ハクキンカイロ スタンダード

同じく、本体と専用のオイル入れとケースです。
「peacock」の刻印とクジャクを模した穴が彫られてます。
見た目はこっちの方が好きかな…うん。
ケースはもこもこの布製で、マジックテープで留める仕様です。
zippoの方はなにかと紐が邪魔なのでこっちの方がコンパクトに感じます。
上蓋がぴっちりしていて、外すのに若干苦労しますが作りがちゃんとしてる所以だと思います。
2回の給油で満タン、24時間持ちます。
日本製です。
上蓋を比較

こちらはzippo。
丸い穴が空いているだけのデザイン。
オイル式カイロはこの穴の大きさで暖かさが変わるらしいですが、zippoはハクキンカイロと比べると温度が低いように感じます。でも十分暖かいので問題ないです。

続いてハクキンカイロ。
zippoと比べて穴が広がったようなデザインなので、全体的に暖かい印象です。
たまに熱くなりすぎる時があるので、低温火傷などに注意。
(使用オイルがハクキンカイロ用ではなく、zippoオイルだからかもしれません)
火口を比較

zippoは銀色のフレーム。

ハクキンカイロはベージュっぽい色。
見た目は違いますが互換性あるみたいなので、そこまで比較することないかな?
火のつきやすさはどちらも問題ないです。
オイル口・オイルの入れ方を比較


zippoのオイル口は、敷き詰められた綿の中に穴が空いている仕様で、付属のオイル入れの差し口がうまく刺さるようになってます。
このオイル入れ、すっごく使いづらいです・・・。
入れる量調整しにくいし、オイルが溢れてきた時に瞬時に止めることができません。
唯一 致命的にダメなところだと思います。


ハクキンカイロはシンプルに広い口が空いているだけのシンプルな作り。
そしてオイル入れですが、非常に使いやすいです。でかいけど。
差し込んでひねるとオイルが流れていきます。
ひねり具合で流量を調整できるので、綿の吸い込みが甘い時でも溢れることがありません。
ただ、本体が自立しないので、両手使わないと給油できないのが非常に不便です。
総合評価

それぞれの評価をまとめると…
●zippo
見た目:★★
暖かさ:★★★★
持続時間:★★★
運用:★★★★
●ハクキンカイロ スタンダード
見た目:★★★★★
暖かさ:★★★★★
持続時間:★★★★★
運用:★★★★
みたいな感じです。
ぼくの個人的感想だとハクキンカイロ推しですが、正直どっちも性能自体はそんな変わらんです。持続時間を気にしなければ、見た目だけで選んで問題ないと思います。ハイ。
ちなみにハクキンカイロからは、最大18時間持つハクキンカイロ・ミニと、最大30時間持つハクキンカイロ・ジャンボが出ているので、アウトドアで使う人はジャンボ買うと便利かもね。
ちなみに、ノーブランドのオイル式カイロはすぐヘタったりするらしいので、zippoかハクキンカイロが安パイという情報があります。
コメント
とても分かりやすく解説して頂いて購入の参考になりました!
ありがとうございます☆
ジッポーのは、まだお使いでしたら火口取付部の開口部の形状をハクキンと同じように加工して、中の綿を全部入れ替えて火口を新品にしたほうが良いです。
台湾製との事ですが某社のと火口取付部形状が同じなので、おそらく本体はスチール製かと(ハクキンは非鉄金属)
お蔵入りのZIPPOカイロですが火口をピーコックの物に変えたら使えますよね?
交換用の火口や触媒が売ってます