フィルムカメラが熱い

豊かなくらし
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どうも、河白です。

10年くらい前にせろりんからCANNON KISS X2を譲り受けてから私の写真人生が始まりました。まあ私は自他ともに認める飽き性なので、徐々にカメラを持ち歩く頻度は減っていきましたが…ある時から仕事で写真撮影の業務を任されるようになり、プライベートでも再びカメラ熱が再燃しました。こうなってしまうと、もう物欲が止まりません。

フィルムカメラ。

今はデジカメどころかスマホが主流という時代にも関わらず、フィルムカメラが欲しくなってしまいました。露出を自分で計算して設定しなくてはならない、撮った写真をすぐ確認することができない、フィルム・現像がクソ高いというまさに「時代に逆行」している珍品です。その不便さを魅力に感じる人種、あるいは逆張りバカという特性により、「欲しい!」以外の選択肢がなくなりました。フィルムはもう少し安くなって欲しいと思うけど。

フィルムカメラの魅力はそれだけではありません。なんといっても一番の魅力はフィルムならではの風合いです。時代の流れに比例して、より細かくより綺麗に写る写真が求められるにつれ、ある意味で時代錯誤な浅い色合い・薄くノイズが乗った写真は懐かしさやレトロ的表現を感じることができるということで、存在意義が返り咲いてきたというふうに感じます。

と、いうことで「OLYMPUS PEN EE-2」と「Nikon F」を手に入れました。

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OLYMPUS PEN EE-2

OLYMPUS PEN EE-2は1968年発売のハーフサイズカメラで、通常はフィルムの1枠に1枚写真が写るのですが、ハーフサイズカメラはその名の通り半分ずつ写ります。36枚撮りフィルムであれば72枚取ることができる超オトクなカメラとして普及しました。

私のOLYMPUS PENは祖母からもらったもので、数十年は使っていない状態だったのでメンテナンスが必要です。

このOLYMPUS PENは自動露出機能付きで、ソーラーで電気的に露出を決定しており、撮影に必要な光の量が足りない場合は「赤ベロ」と呼ばれる赤いシートがファインダーに現れます。回路が壊れていたら直しようがないですが…。

きちんと赤ベロが機能してました。

さて、案の定ではありますがフィルムに光が当たらないよう密閉するスポンジ「モルフ」が粉が吹くまでボロボロになってました。これは張り替える必要があります。

調べてみると専用のモルフキットが売られていたので購入。意外と需要あるんですねえ。

アルコールを塗布しつつ、付属の楊枝で古いモルフを剥がします。しかし、流石に長い年月放置されている状態だったからかなかなかそぎ落とせない部分がありました。

貼り付けてみましたが不器用なのでボコボコです。ちゃんと映るのか?これ。

きちんと写りました!大成功です。ところが、写りと関係ないですが写真のほとんどに指が写ってました。意外と広角だったんだ…。やっぱファインダーカメラは画角を確認できないぶん難しいんスね。勉強になりました。

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NIKON F

ということでフィルム一眼が欲しくなって買っちゃいました。

1959年から1960年代に発売された一眼カメラで、東京オリンピックでも活躍したそう。前期・中期・後期に分けられ、私が購入したのは中期モデルです。電気機構は全く無く、完全機械式。ロマンの塊です。その代償は大きいですが。

あと、機械式でほとんど金属で構成されているのでめちゃくちゃ重いです。落とさないよう気をつけなければ…。

撮るたびに露出計算してるのでとっさのスナップには向いてません。感覚的に露出計算できるようになればいいのですがいつになるやら…。

標準レンズだけだと限界があったので広角レンズ買っちゃいました。お手頃な価格で買えちゃうので沼にハマりそうです。

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写真サイトをリリースしました!

photo.kawashiro.jp

撮った写真をすぐアップしたい、ということで撮った写真を並べてるだけのサイトを作成しました。一からWPテーマを作ったので地味に大変でしたが…不具合があった場合は連絡してください。

あと、Misskeyでも写真をアップしてます。アカウントある方は是非フォローしてください。

河白正信 :yosano_party::yosano_party::yosano_party: (@kawashiro)
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